陸前高田へ

今回のバスはレーベン号といって、茨城の中古車会社さんがバスを提供している。震災からほどなくして、バスを出し始め、それが今では二台となり、毎週金曜日に東京と茨城発、土曜日作業、日曜日朝に戻る、というのを続けている。

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行った先は岩手の陸前高田だった。震災後初の岩手である。
23:30に東京を出発して、町に入ったのは8:00頃だろうか。前回の南三陸市街地と比べると、とても片付いているなという印象。建物だった部分にはほぼ、コンクリートの基礎だけが残り、瓦礫などは一か所に積み上げられて、いたるところで重機が動いている。
しかし積み上げられている瓦礫の高さが半端ない。ビル3階分など平気であるのではないだろうか。..... Read the rest

地震メモ Day 260

先週末、久しぶりに東北へと向かった。震災から250日以上、実に8ヶ月が経過していた。
最後にボランティアに行ったのは6月。ずいぶんと間が空いてしまった。いろいろな事情があったのだが、ほぼ4日夜に渡って家を空けるスタイルのボランティアが難しかったというのが一番かも知れない。
今回は2泊3日、それも車中に二泊という強行プランだった。

東北の人のために何かしたい、役に立ちたい、というボランティア本来の目的とは違って、今回は完全に自己満足のための東北行きだったと思う。すべてを変えてしまったあの津波を過去のものとして、何も考えずに忘れて過ごすのが嫌だった。今もなお、苦しい思いをしている人たちがきっといる。

俺、..... Read the rest

武田の杜

甲府の武田の杜のトレイルランニングコースを試走してきた。
今年は紅葉が遅いのか、まさに今が真っ盛り。

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前半は1時間以上、かなりの登り基調で非常に疲れる。体調を壊してからの初めてのトレイルランなので、やはり体の調子が良くはない。すぐに心拍数があがり、170まであっという間。終止アラームがピーピーとなっている。ああ、おれの鍛えた心臓さんはどこか彼方へいってしまったのね。

コースは落ち葉でふかふかで、ほとんどがシングルトラック。左手には甲府市内と、その先に南アルプスで終止絶景。川あり、白い石灰石なような景色ありで本当に気持ちがいい。

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途中足をねんざしてしまったので、ここで無理は止めようと思い、22km地点で..... Read the rest

110km その後の顛末

信越110kmの後に体を壊した代償は結構大きく、ろくに動けない日々が一ヶ月以上続いた。
肺の器官がおかしくなってしまったのか、肺年齢は67歳と診断され、血液をたくさん採られ、肝臓の数値が異常と再度血をたくさん採られた。

レースのエントリーフィーは18,000円だったのに、病院に27,000円も費やしてしまった。基本的にはクラミジアニューモニエという空気感染する肺炎に感染したようなのだが、その後も息がうまく吸えない日が続き、そしてややこしいことに息子と嫁さんが、風邪なのか熱なのか、病気が長期化してしまい、さらにそれに僕も感染し、熱も出るし、無理して山に行くとさらにひどくなるし、まったくうまく健康にな..... Read the rest