ガンテまで

通常5日間の行程だと、プナカやワンデュ・ポダンがパロから行ける最も遠い東の地ということになるらしいのだが、今回は無理を言って更に3時間ほど東のポブジカまで連れて行ってもらうことに。


(ワンデュの街に入る前のインド人の村。)

道は再び屈折する峠道となり、ところどころ未舗装で、ところどころ崩れていて、とにかく時間が掛かる。ティンプーからプナカへの道と同じように、道中かなり傾斜が厳しいところにも人の家があり、営みがあり。こちらはただただ感動して、車窓の外を眺めるだけである。

ペレ・ラの峠の少し手前を右折し、3,360mのラワ・ラ峠を下りポブジカの街へ。
突然、視界にガンテ・ゴンパがどどーーーーんと現れた。1..... Read the rest

Day 3 ブータンに浸かる

鳥の声で目が覚めた。5:00だった。朝食まで時間があったので、ホテルの周辺を散歩することにした。ホテルといっても町外れにポツンと立つ立派なゲストハウスといった感じなので、周囲は本当にのどかだ。川の対岸に畑と家が見え、上流にはプナカの街が見える。

ホテルを出て、坂を上がった。特別な景色ではなく、日常の光景なのだろうけれど、その日常の風景にすら、ただただ感動してしまう。本当に来てよかったなと。幸せの国で幸せだな、と。

雨上がりのせいか、雲が山の下まで降りていて、景色にアクセントを加えている。棚田が続く田園風景。よく手入れしてある田んぼに稲が気持ちよくまっすぐと立っている。今の時期がブータンの一番美しい..... Read the rest

夢の国に立つ

なんだかインドは短期間でいろいろあったなぁ、とようやくブータン行きの飛行機の搭乗口へと向かう。今回荷物は機内持ち込みのシンプルな装備なのだけれど、ここで何度荷物を通しても引っかかる。

「お、お前のバッグの中に細長いソードみたいのが入っているだろー!」とインド人。ん・・・あぁ、それはバックパックの骨組みだよ〜。中身全部取り出して分解。無事通るが、これはインドの空港で3回ともやらされた。やれやれ、インドってやつは・・・

ブータン行きの飛行機は国営のDuruk Airのプロペラ機。思ったより小さくてなんと48人乗り。昨日がほぼ徹夜だったので速攻寝落ち。それでも景色を見なくては〜という義務感から後半起きて窓..... Read the rest