岩木山バックカントリー (3月)

今年の東北トリップ3日目は、青森の雄、岩木山へ。

岩木山に前回登ったのは4月で、スキーバスが頂上へ上がっていたし、登りはほんの少しだったし、とにかく簡単だったのに、広大なコースを滑れた感がある。今回はまだ時期も早いし、行けないのではないかと思っていたけど、地元の方々はスキー場から登っているという。それならば、ということで我々もスキー場から上がることにした。

雪が豊富で、期間を延長したらしくギリギリ空いていた百沢スキー場。310円のリフト券2枚を購入しリフト上から登る。頂上は雲の中で、風も強く、上まで上がれるのかは疑心暗鬼の登坂となった。スノーシューは沈むことなく、サクサクと小気味よく刺さっていく。沢を一本横断して、ぼんやりと色々なことを考えながら登ると、かなりのハイペースで上部に来ていた。

本当は夏道を行くべきだったのだろうが、夏道は沢状地形で、雪の吹きだまりも予想されたので、風で雪が飛んでいる尾根を進んだ。雪はどんどん固くなっていき、氷状になり、そして急になり、風も強くなり。けっこうビクビク。

やはりスノーシューはトラバースがかなり苦手なので、最後まで横の登山道に降りることなく、鳥海山の方へと上がった。そこではかつてないほどの連続した爆風。手の中が一気に寒くなる。ここで頂上までは100m。そして頂上は完全に雲の中だし、上がっても滑っては降りられそうになく、スノーシューは下りも苦手なので、これにて滑降開始としようとなりました。

スノーボードってやっぱりすごいなあと思うのだけれど、履いたら下りは無敵。さっきまで立っているのも怖かった斜面でもなんなくトラバースして、難なく降りられる。

広大なバーンが広がっていて、雪も結構良かったんだけど、完全なガスの中で、どちらが上なのか下なのか、まるで宙にいるようで、酔ってしまうようなややもったいないライディング。

スキー場にすぐに降りるのはやめて、人に聞いた百沢を降りることにしたのだけれど、ここがまさにデブリーランド。沢の中はデブリだらけだったので、斜面をトラバースすることになってしまった。結構スピード出そうで楽しそうだったのだけれど。

そして最後はすごい障害物に遭遇。

駐車場に戻ってきたのは13:30。久しぶりに、いろいろと憔悴した山行だった。
あまりの風に飲まず食わず、休憩なし。

それを取り戻すために、弘前の町の大盛り系のお店で、トリプルセットとやらを食して締めとした。もちろん、今日もホームグラウンドの酸ヶ湯へと戻る。

八甲田 Day2 ドパウダーを期待するものの、硫黄岳を目指すものの・・・

昨日から止まっていたロープウェイ。しんしんと降っていた雪。ロープウェイでドパウダー?と期待して、8:20にはロープウェイ乗り場にボードを置いていた。

しかし、今日も風で運休状態。いつ動くかもわからないので、自分の足で登ることにした。
太郎ちゃんが盛岡から来てくれたので、太郎ちゃんの仲間のパーティーと一緒に登らせてもらった。まさしく春のような天気の中、汗ばみながら硫黄岳を目指す。

そんな陽気もつかの間、だんだんとガスってきて、沢に入ったら天気はどんどん崩れていき・・・
すんごい強風、ザ・八甲田!

仙人岱小屋で一休み。
しばらく時間をつぶすも、ホワイトアウトのままだし、強風吹いたままだったので、下山することに。

カリカリのさえない斜面を滑って、ボード的にはすごくなだらなかターンできない斜面を滑って、下界に来たら、また春のよう。

コンディションがどうであれ、すばらしい自然環境とアウェイ感。
至福の時間だったなあ、とシミジミ思う。

同行してくれた皆さんありがとう。
ちなみに、あまりに早いあがりだったので、酸ヶ湯にいながらして谷地温泉に温泉はしごという贅沢なことをすることに。谷地温泉に前に来たのは11年前だった。まるで昨日のようなのに、月日が巡りますなあ。

ちょっと長いけど、今日のビデオ↓

八甲田へ

関東があまりにも暖かく(3月に異例の夏日!)、東北に滑りに行こうとは言っていたものの、近場の東北に惹かれなくなってしまい、いっそ遠い東北に行こうとなった。行く3日前に宿と夜行バス、そしてレンタカーを予約して、やってまいりました、青森は八甲田山。

東京からのJRバスは22:30発。最近のJRの規定なのか、SAなどには一度も降りず、乗ったら最後、終点まで軟禁状態。3列シートだったけど、あまり快適ではなかったなあ。8:00に青森駅に着いて、レンタカーまで時間があったので市場で中落ち丼を食す。

レンタカーを借り、スーパーで4日分の食材を買い、10:45に酸ヶ湯温泉着。

BCの準備をバッチリ済まして、いざロープウェイに行くと、風のため運休・・・・
1時間くらいご飯を食べながら待ったのだけれど、動く気配がないので、酸ヶ湯の裏をちょろっと上がってちょろっと滑って、本日は終了とした。

あとは酸ヶ湯に入ってはビールを飲んで、食っては入ってだらだらと過ごした。酸ヶ湯の場合、ここにいること自体が幸せなので、ロープウェイが止まろうが、コンディションが悪かろうが、あまり関係ない。
ということで、ああ〜シアワセ。

いつもの妙高

2月最終週。
いつものメンツと、いつものフィールド。
毎年行く妙高。そして毎年行く、三田原山。今年は違う山に行こうよ、とか言ってみるものの、滑ってみるとなんだか満足してしまうし、いいところだよね、このあたりでやっぱりベストじゃないの、となる不思議な山。

前日までかなりの雪が降っていて、夜中3時に今回の宿となるおなじみのカッセベースまでは、ラッセルでの始まり。そして翌朝もリセットされてラッセルから始まった。

三田原は本当によく来ているので、やや余裕の気持ちでのんびりとスタート。トップに上がる第三高速リフトが強風で止まっていたので調度良かった。一本だけゲレンデで先頭パウダーを回し、いざリフト上からクライムオン。

風はかなり強く、外輪山につくと、それはもうひどかった。ただ、外輪山の内側は吹き溜まりになっているし、風も吹いていないので上質のパウダーが無垢のまま残っている。

一本下る。たいした距離じゃないのにそれはそれはそれは極上。ひゃーーーーー。

その分ラッセルは大変で上に戻るのに結構時間が経ってしまった。もう降りるべき時間だったけど、ラッセルで登りの跡が付いたわけだし、もう一本行かない?と聞いたのは自分。「だいじょぶっしょー」と。

もう一本滑って昇天してから、本番の斜面を滑ることとした。
その斜面も気持ちいい〜!最高!最高すぎてもうちょっと、こっちこっち、と滑っていたらだいぶ本筋と離れてしまっていたようで。ぽかぽかと暖かく、余裕をこいてゆっくりランチなんてしてしまった。GPSを見ながら軌道修正を試みるも、トラバースではもう戻れず、池ノ峰の反対側に出てしまった。

数年前と同じ痛恨のミス。そして、この時点ですでに16:00過ぎ。1時間以上ハイクして、ようやく一山回りこんだ時にはかなり暗くなっていた。それから20分くらいかけて、ゲレンデに戻った頃には完全な闇。気心しれたフィールドなので焦ることはなかったので、このハプニングを楽しんだけれど、連絡リフトは余裕で終わっているし、下界でのヒッチハイクも失敗するし、最後はアスファルトの登りを30分以上かけて小走りで登ることとなった・・・

翌日、吹雪はやまないし、強風もすごかったので、久しぶりの関温泉。上部リフトは風で動かなかったけど、林間パウダーは練習になりましたとさ。これが今シーズン最後のパウダーかな。パウダーシーズンは本当に短いし、一期一会だなあ。

そして今回あれっと感じたのは、というか気づいたのは、俺の大丈夫とみんなの大丈夫の感覚がきっと違うのでは、ということ。おそらく日常生活でも。
おまえの大丈夫は大丈夫じゃないとか、あなたの大丈夫は信頼できないとか、よく言われるんだけど、本心で大丈夫と思っているんだよね。森の中で暗くなっちゃって、ゲレンデにたどりついて滑っているときは夜で、ヒッチハイクも成功しなく、普通の感覚だったら大丈夫じゃないのかもしれない。無事で良かったねとか言われたし。でも95%リスクないと思っていたし、むしろ久しぶりに楽しいな〜と感じていたんだけどなあ。

一応気づきなので、メモしておいた。いつの間にかもう3月ですわあ。
(All photo by Shinya)

再び白馬へ

久しぶりにモンチと再開。その友人のベッチとも一緒に、(もちろんいつもの真也も)4人で滑る。
初日は栂池から白馬乗鞍岳へ。白馬乗鞍へはこれまで2回トライして、2回とも天気が悪かったので、念願の3度目の正直登頂。乗鞍岳へは急な斜面を直登するが、直登部としては、気持ちいい登り。天気も最高。ほどよい緊張感もあり、「いま生きている」ということを、肌でビンビン感じるなあと久々に思った。命は自分の手の中にあるというか。多少なりとも死というものや、リスクを感じているから、そのように感じるのだと思う。もう案パイに生きていこうと、思ってはいるものの、この空気や場所がやっぱり好きだなあ。


(おそらく早起きしてファーストをゲットしたスキーヤー)

雪はややパックされていて、上部は風で飛んでいたかが、その下は気持ちよいパウダー。リスクはややありつつも、最高の斜面だった。森の中もフカフカで、大満足の初日となった。スノーボードが一番好き、と思った一日だった。

翌日は朝から雪が降っていたので、期待してコルチナへと向かうが、斜面はややズタズタ感があり裏コルを回す。お昼前から、プチBCへ。白馬乗鞍スキー場から若栗へと上がる。ハイクは1時間くらい。急な斜面を裏コルコースへと降りていくのだが、数日前に降った雨との層の境目が出来ていたのではないかと思う。薄いがサーッと雪崩れていき、ちょっとドキドキした。

3日目はもう2名、タカとクスミックスが合流。本当はがっつりBC入りたかったんだけど、視界ないし吹雪いているし、積もってきたからリスク高いと判断し、再びコルチナの裏へ。またしても大人げなく、ろくな休憩も取らずにとにかく回した。数日分のパウダーは満喫した感じ。ちょっと上達も見られたが、まだまだ上手くなりたい!

案内してくれた、もんちとべっち、ありがとう。また行こうね〜。

白馬・青木湖

1月19日。北海道の翌週は白馬へ。体は中3日で完全回復していなかったけど、潤さんとかアウトドア系の方々と滑る。初日は岩岳。翌日はBC。
初めてガイドツアーに参加した。ブルークリフのガイドさんだったけれど、リスク管理も任せられるし自分のフィールドの幅も広がってよいね。

まずは鹿島槍スキー場から閉鎖となっている青木湖へと降りる。斜度もあって、気持ちがよい!!ハイクはゼロでした。

デポしてあった車で戻り、また鹿島槍スキー場から稜線を1時間くらい上がり、林間の急斜面をさのさかスキー場へと降りる。斜度的には最高だったけど、自分のスプレーで前が見えなかったり、立木にびびってしまったりで、少々後悔な滑りとなってしまった。まだまだだなあ。もっともっと上手くなりたい。そう強く感じた週末だった。

ブルークリフのブログ

北海道へ

2月も終わりそうだ。恐るべし・・・・・
(とここまで書いて、さらに放置して、気がつけば3月・・・)

1月の中旬に、仕事の合間をぬって、北海道へ行った。
ただ、道中おそらくはインフルエンザにかかって、残念な感じだったけど、良い仲間と最高の天気の旭岳に行けただけでも満足である。まずは北海道のことを書こう。

初日。
寝起きと同時にのどの痛み。昨日から続いているものがひどくなっている予感。風邪を連れて羽田空港へ。そして6:30の飛行機で旭川へ。
着いたらそこは、-12℃の世界。ひゃー、寒さに慣れていない。お昼前にはカムイに到着。前に来たのは3年前だけど、その間にパウダー雑誌などではだいぶメジャーになった感がある。

ゴンドラをあがって回す。雪はさらさらで、どパウダーというわけではないけれど、シルキーでマイルドな感じ。林間も気持ちがいいし、とにかく納得の雪質。しかし、寒い。休憩しなければ固まりそうなほど寒い。振り返るとおそらく風邪のせいだったのだけれど、早々に切り上げて、ビーコントレーニングをみんなでして終了。

夜は秀岳荘に行って、ラーメン屋に行って、それからお風呂に入ったんだけど、どんなに熱いお湯でも体が温まらないのにはびっくりした。

2日目。
あまり体調が良くないし、出足も遅かったし、雪も降っていないということで、富良野スキー場へ。行く途中から寒気がして、薬局で薬注入。富良野スキー場はプリンスらしいスキー場で、どことなく本州な雰囲気を持っていたけれど、左半分の雪質は最高。気温が低いから、雪が腐らないんだよね。本当にすごい。ここでも寒くなって、夜は早上がり。ホテルからやや距離がある馬場ホルモンにさえ、歩く気がせず、近いホルモン屋に行った。煙がすごかった・・・・・

3日目
朝、39℃。。。。。
友人は三段山に行ったが、お留守番することにした。当然だけど。
寝まくって、汗かきまくって、夕方には熱が下がったのだけど、医者に行きインフル薬を投入。検査をするすべはないとのこと(休日だったので)。

4日目
37.6℃。明日全回復で行くより、今日の旭岳にかけようと思い、出発。
山はほほえんでくれ、強風もなく、ホワイトアウトもなく、旭岳がずばーーーーん!

最高の景色だった。テンションが上がり、死んでもいいー!生きててさいこー!と思ってしまった。盤の沢を滑ったのだけれど、斜度もそこそこあって、気持ちよい。短いけれどね。

最高の時はつかの間。3本回したのだけれど、後半は悪寒づくしで、ホテルに戻ると40℃・・・・アホだ。
しかし、そうまでして見たい景色があり、見られるものがある。そんな人生はいい人生だと思う。

5日目
最終日は社会人的に大事をとって、ホテルでお留守番。
こうして、北海道のツアーを終わってしまった。書くとなんだか病気のことばかりな感じだけれど、楽しかったなー。またリベンジに行かなければ!