金時山

近所の山に家族と。
簡単かと思っていた万葉公園からの登りは、すんごい急で、びっくらこいた。
山頂では友達と会うし、富士山はキレイだし、ご飯は美味しいし、やっぱり山は理屈抜きに良いよ。

kintoki

アコンカグアへ -4- あやしい探検隊

飲ミーティングと題して、メンバーで集まって飲むことが多いのだけど。今日もいつものちゃおちゃおバンブーで、なんとスペシャルゲストとの相談会。アドベンチャーガイズの優さんが、デナリに22回も登っている大蔵さんを連れてきてくれた。あのあやしい探検隊でタワシ髭の登山隊長だった方だ。
自分が昔から知っていた方や、憧れていた人や、話せるとは思っていなかった方々と普通に会えることが増えている昨今。これが長く生きるってことなのかなあ。歳をとるのも悪くないのかな、なーんて思ったいい時間だった。

acon

くわしくは一緒に行く寺のブログにて。

アコンカグアへ -3- 日本一になる

ワタクシめのアイデアで富士山に高度順応を兼ねたビバーク・トレーニングに行こうとなった。
高度順応は一般的に3ヶ月もつと言われているし、富士山がハードになり過ぎない時期、かつイージーでもない時期ということで11月上旬となった。

まだ開いている富士宮口から登ることにした。7人のフルメンバーが揃う予定だったが、そこは平日・・・仕事で遅くなる者、そして漁期なので出漁の連絡が入って五合目まで来て泣く泣く去る者ありで5名でのスタートとなった。

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13:30スタート。本当はもっと早く出発できたし、これだと暗くなっていくのは確実だったが、アコンカグアでは暗いなかの山頂アタックもあるだろうし、トレーニングではできるだけハードなコンディションのほうが良いから、暗闇での活動も必然的に入れることにしたのだ。
風は強いが陽が出ているうちはアンダー一枚にハードシェルで大丈夫という暖かさで、外界の雲海を眺めながらの快適な登りだった。

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雲海の向こうに沈んでいく夕日。
グラデーションがかかっていく空と三日月。
まるでその上に乗れそうなクリーミーな雲海。
今この瞬間、まさしく惑星に生きている。そんなことを想った、いい時間だった。

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ハードなことしたり、過酷な場所に行くのがちょっと億劫になってきて、楽して生きたいなーと思ったりもするのだけれど、やはり今この瞬間、この場所に来れないと見られない光景があるわけで。簡単に生きていくのは、この先も無理か。

陽が落ちると急激に気温が下がっていく。そして明日には強風になるという予報通り、風はどんどん強くなる。それでも比較的ゆっくりと登った。急ぐ理由はないから。
9合目からライトをつける。この時期にしては雪がない方で、結果的には頂上までアイゼンを使うことはなかった。

頂上に近づくにつれ、とにかく風が強くなる。そしてとても寒い。
18:30、出発から5時間で山頂に到着。ここでビバークをすることにした。風を比較的避けれる場所を探してテントを張った。体を止めたらとにかく冷えて、きっと-10℃位だと思うが、これしきで寒がっていては本番がダメだなと思った。各自がテントに入っても、やれガスがつかない、やれエアマットが破けた、やれテントのペグが飛んだ、爆風で眠れない、など問題がいろいろと出てくる。とてもいいトレーニングの機会となったなとシミジミと思った。

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そして我々は今日、日本一となった。今この瞬間、自分たちより高い場所にいる人は誰も居ない。我々が唯一の存在。そう考えるととても不思議で可笑しかった。

16:00に登り始めた仲間が上がってこないので、みんなで心配したが8合目でビバークするとの連絡が入り一安心。
深夜近くなると風は益々強くなり、本当に力強くテントを揺らした。眠っては風で起きるということを繰り返し、でもそれなりにぐっすり眠り頭痛を感じながら6:00に起床。満点の星空や夜明けを楽しみにして三脚とレリーズまで持っていたのに、テントを開けると空どころか目の前も真っ白だった。夜間に積雪がけっこうあった模様。テントをたたみ、いざ下山。

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予想以上に雪がついていて、すぐにアイゼンを付けた。ひざ下くらいまで積もっている。そして下から突き上げるように風が吹く。それはまるで小さな雪球を全身に投げつけられているよう。たまりかねてゴーグルを装着するも、それでも隙間から雪が当たる。真冬の単独峰の本領発揮ということで、本当にいいトレーニングだなあ、富士山ありがとう!と心から思った。場所によっては結構なラッセルで、そして溶岩のせいで、足を捻ること多々。それでも順調に2時間半くらいで下りきり、5合目へと到着。

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チームワークも高められたし、高度順応もきっとプラスだし、自分に足りないものや装備についても学べたし、とても有意義なトレーニングとなった。