三度めの三宅島

なぜかお盆の恒例行事となってきた島キャンプ。4年前は男3人で上陸した我らが三宅島リゾートは、毎年徐々に参加者が増え、子どもが増え、女性が微増し、今年は19名の大所帯。やることは毎年変わらず、手銛で魚を獲って調理して、食べて寝て、ぼけーっとするシンプルライフ。ここまで人が多くなると、みんな好き勝手でバラバラなんだけど、その分獲る魚も調理もバリエーションが出てきたり、でもなんだかまとまりがあったり。やることがシンプルすぎるからなのか、これぞ豊かな時間であった。

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ハルとのふたり旅 2017 スリランカ #04 キャンディーからヌワラエリアへ

海で満足して遊びきってしまった我々。このままトリンコマリーにいようかどうしようか、と思ったけれども西欧人みたいにじっとしているバカンスが苦手な自分。移動をすることにした。というか、そもそも彼らみたいなバカンスは望んでないのであった。楽しそうだよなあと思うことはあっても、じゃあ同じような期間で毎年バケーションがあったら同様なスタイルをするかというと、やっぱり移動するだろうな、バタバタと一ヶ月でも二ヶ月でも。それは12日間の旅でも変わらない気がした。
リゾートに滞在してのんびりするならば、それはここではなくてもいい気がした。やっぱりスリランカを肌で感じたい。旅がしたいのだ。

鉄道に乗ろうと思った。それ..... Read the rest

ハルとのふたり旅 2017 スリランカ #03 トリンコマリー

朝起きて、南海岸よりも旅人が少なそうな東海岸に行ってみようと決めた。というのも、東海岸は長く続いた内戦時は訪れることができずに、2009年に内戦が終わってから徐々に観光客が戻りつつある、とガイドブックに書かれてあるのだ。なんだか魅力的じゃないか。ただ、宿をネットで探すとかなり空きが少ない、そして高い。南海岸は季節的に雨が降るようで、ベストシーズンの東海岸にヨーロッパからのバケーションな方々が集中しているようだった。まあ、行ってみないとわからないだろう。

日曜日なのでバスが来なくて1時間位待った。それからオンボロバスに乗って2時間半くらい、お昼にはトリンコマリーに着く。バスの中は灼熱だった。スリラ..... Read the rest

ハルとのふたり旅 2017 スリランカ #02 シーギリアへ

夜遅かったのに二人共意外と早く目が覚めた。旅の緊張感か、昨日の飛行機で寝すぎたせいだろうか。宿泊地はフォート地区。ここはコロンボの旧市街で、かつてポルトガルが砦を築き、植民地時代の建物が数多く残っていた。せっかくなので、朝食後外を歩いてみることに。タイのトゥクトゥクと同じスリーウィーラーという乗り物が、コロニアル調の建物の前を走っていて非常に絵になる。新しい車も多いけれど、オンボロのバスやバイクもルールなく走っているさまがユニークである。人々もアジアというよりはインドのような褐色の人になり異国情緒満載。いよいよキタ!感があってとても良い。遥はホームレスに興味を示していたが、暑さにやられているよ..... Read the rest

ハルとのふたり旅 2017 スリランカ #01 コロンボへ

時間が少しできたので、いつものごとく当然のようにどこかに行こうと考えた。どこに行って何をしようが、今しかできない旅なのだけれども、今を逃すとできなくなってしまう旅がある。それが息子・遥(はる)との旅だ。
いつも二つ返事で何処にでも付いてきてくれるので、今回も彼の希望は聞かずに、自分が行きたいところは何処かと考える。第一候補はマダガスカル。バオバブ街道が見たい。しかし飛行機が40万円もして往復で60時間くらいかかりそう。アフリカはちょっとハードル高いかな、とかバオバブ街道見たら後は何するかわかんないな、とか。(遥とじゃなくってもいいかな、と)タイはどうだろう、いつ行っても楽しく素晴らしい、と想像す..... Read the rest