ハルとのふたり旅 2018 東南アジアへ行く #03 カンボジア編

Day10
国際バスなんていくらでもある時代になぜにわざわざ鈍行の3等列車で国境に向かうかね。なぜならやっぱり道路を通らず独特の景色が広がる電車の旅が最高だからだ。バスと違って電車の中で動けるのもいいし。そして、この景色を見られることは今後なくなっていくかもしれない。今乗っておくに越したことはないのだ。最後にこの電車に乗ったのは2001年のことだった。

5:00またもやハルを叩き起こし、駅へと向かう。切符は二人でたったの300円。これで6時間かかって国境まで行けて、かつ最高の体験ができる。バスに乗る意味がどこにあろうか。
電車はのどかな田園風景の中を進んだ。少しバンコクを離れるだけで永遠と田んぼが国..... Read the rest

ハルとのふたり旅 2018 東南アジアへ行く #02 ラオス編

Day06
さぁ、移動だ忙しい。
タイのチェンマイからラオスのルアンパバーンへは国際バスが一応ある。一人5,000円もして、22時間もかかる。
「移動日」というと面白くもない不要な時間な感じがするが、移動自体が楽しければ街にいる過ごし方と変わらないんじゃないか?だったらそこを高価でツーリストしかいなくて、安全で予定されたことしか起こらないもので済ませてしまうのはもったいない。先がわからない楽しみがあっていい。序盤だけに時間の余裕もあるし。
ということで5,000円のツーリストバスはやめて、自力でルアンパバーンを目指すことにした。

まずはチェンマイからチェンコーンまで綺麗なローカルバスで5時間半。街と街の..... Read the rest

ハルとのふたり旅 2018 東南アジアへ行く #01 タイ編

こうも頻繁に旅をしていると、あっという間にいろいろと忘れていくので、携帯でできる限りメモをとった。とくに面白みがないが、これはその記録である。

Day01
バンコクに22:30に着く。
タクシーを飛ばし一路ホテルへ。外はまだ賑やかなので、飲みにでも行きたかったけれど、ハルに拒否されホテルのビールで一人乾杯。

Day02

ノープラン。早起きしたのでネットで調べる。ムエタイを見に行くか、サンデーマーケットに行くか、水上マーケットか。地元民の観光地のアンパワーのマーケットが良さげ。
外に朝食を食べに行ったけれど、ハルに屋台を拒否されて、いっそバスでアンパワーまで行ってしまうかとなった。バス停でご飯を食べようとし..... Read the rest

仙元山トレイルクラブ

近所の山を毎週走るようになって一年が経ったので、節目として記憶をたどり、記録しておくことにした。

昨年、2017年の9月に8日間で5回仙元山に足を運ぶことがあった。トレイルランだったり、子どもたちとの登山だったり、友人と一緒に来たり。自宅から10分で登山口につくこの身近な山は、なんていい場所なんだと改めて認識した。ある夕方に走っている際に、ふと「せっかくだからここを毎週走ったら面白いんじゃないか。四季の変化を感じられそうだし、引っ越して半年が経つのに地方に行ったり海外に行ったり、ここに住む利点を活かしきれていないんじゃないか」と思ったのだった。

走りながら仙元山トレイルクラブっていい名前だなとふと..... Read the rest

ハルとのふたり旅 2018 東南アジアへ行く #旅の前に

3歳の頃から息子とふたり旅を続け、今年彼は2年生になった。
こちらが一方的に連れて行くのもどうなんだろうと、考えることがあって、選択肢を与えてみようと思った。旅に行くのは変わらない、でもどこに行くかは選べるといいんじゃないかと。

これがまったく決まらなかった。自分が行きたい国を伝えてみるも、なかなか理解されない。
「はる〜、アマゾン川行くとかどう!?」
「遠いからいや」
「マダガスカルにすげー行きたいんだけど、どうかな?」
「スリランカかタイになら行ってもいいよ」
となかなか話が噛み合わない。このままでは決まらなそうと思ったので、プリントアウトして壁に貼ってみることにした。ピックアップしたのはアメリカの国立..... Read the rest

ハルとのふたり旅 2017 スリランカ #06 旅の終わり

最終日も海に行きたいと言うので、ゴールからトゥクトゥクに乗ってウナワトゥナのビーチに行った。ローカルの人に聞いたおすすめのビーチだけあって、リゾートだけれど綺麗な海岸が広がった。何もすることなく海に入って、上がってコーラ飲んで。なんにもない、ただ海に入るだけが楽しいらしい。

ホテルに帰ってチェックアウトしてから城壁を歩いて、木でできたトゥクトゥクのお土産を買った。ゴールは本当に素敵な街だった。

首都コロンボまでは3時間以上かかり、ここから80ドルで空港までタクシーが出ていた。最後くらいそれに乗ってくれるのはいとも簡単だったけれど、地元の人と同じ背丈で旅ができるローカルな乗り物に乗るのが好きだった。..... Read the rest