地震メモ Day7-8

Day7
ようやく落ち着いてきた7日目。
計画的な停電が実施されているのだが、うちはまだ体験したことがない。
今日は冷えたので、夕方になると大規模停電が起きるとニュースで発表された。そのとたん帰宅する人が多くでて、電車は相当なカオスになったよう。「停電始まるから混乱する前に帰りな」と言われた人の大号令で、駅はパニック。
実家に帰る予定があって、19:00に電車に乗ったのだが、埼玉までの3路線、すべてがら空きで座れた。
家族全員で家族会議。混乱時にどうするか、離れ離れになったらどこに集まり連絡するか、死んだらどうするか、兄弟で仲良くやって頂戴と親からの改めてのメッセージだった。
震度3レベルの余震が3回。もはや体がビビリ、敏感になっている。
男は外に逃げるのに、女性陣は冷静。なるほど・・・

被災地で避難できたのに亡くなっている人がたくさんいる。なんとかしたいって心から思う。
「阪神大震災の経験から言うと、今言っても無力だからだめ」とかなりの人が声高に言っていて、納得するところがあったのだけど、どうやらそればかりではないみたい。物資を持って被災地に行った人は相当ないい役割を果たしているみたいだ。たとえばこちらのように。
週末はボランティアをしようと思った。

Day8
今日でちょうど一週間。死者は阪神大震災を公式に超えた。行方不明が2倍以上いるのだから、2万人以上の死者になるのではないだろうか。ダントツで戦後最大だ。
それでも、「立ち止まるなー!経済活動をしろ!東京を止めるな!」とまるで脅迫のように発言する人がいる気がするんだけど(個人的に思うのはいいと思うよ)、それってどうなんだろうと思ってしまう。この未曽有の時にそんなこと言ってどうすんのよ。別に止まってもいいじゃない、止めてもいいじゃない。まだ一週間だよ。こんなにひどいことが起こってさ、悲しくてさ、無理に頑張らなくてもいいじゃないか。
普通に生活するのはいいと思うのだけど、同時にこれをきっかけに立ち止まっていろいろ考えるいい機会だと思う。

なんだかさ「俺がこの会社を辞めたらもたない、会社潰れる」的自意識過剰感覚に似てる気がするのだよ。いやいや、あなたがやめても会社潰れないから、代わりがいるから、それが会社だから。
そう、東日本が打ちひしがれても、きっと他の地域は普通にしてくれる。助けてくれる、回してくれる。そして我々は立ち直れるよ。

停電のため列車の本数が少なく、普段待ち時間が殆ど無い首都圏の路線で10分以上待つ。なんていままで堪え性のない、便利を追い求めていた生活を我々はしていたんだろうと痛感する。

自動販売機は節電で止まっている。エスカレーターも動いていない。まあ、それでもいいじゃないか、ぜんぜん平気だよ。
友人はこれを機に「お電気さんと呼ぶことにした」と笑ってつぶやく。

安易な表現だが、便利さに慣れきった我々全員が、きっとすごいたくさんのことを学ばせてもらっている気がする。完全に実体験の実習だ。究極のOJTだ。
あとに残るのは希望だと思う。新しい社会への、変化への希望だ。

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