八度目の富士山

山頂に登ったのは8回目、夏に4回、冬に4回。
今回は初めての御殿場口。標高は1440mと富士宮口より1,000m以上低い。理由はほかの登山口が混雑してそうなのと、マイカーで行けないこと、そしてトレーニングという目的があるから標高差もウェルカムとしようというところ。

激しい登りだし、距離も長いのでさすがに走りはしなかったが、自分をプッシュして一定速度で上がり続けた。順調なときで750m/1hrのアップ。頂上までほぼ休むことはなかった。肺があきらかに強化されている。二日おきのランニングは無駄ではなかった。3,000mを超えるとさすがにすこし遅くなったが、空気の薄さをそこまで感じることもない。これも北アルプスの成果に違いない。

山頂までは3時間と56分。標高差は2300m以上。なかなかよい方だと思う。というか、富士宮口だったら2時間かからずに頂上に立ててしまうってことではないか。富士山ってちょろい山だったのね。

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下りはこれまた大砂走を駆け下りて、駐車場までたったの1時間。
自分の中の登山というものが、違うものに変化した感覚を味わった。新しい登山、新章だな、違うステージへと入ったのだ、と。

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