2011年を振り返る

2012年になってしまった・・・

ぐずった子どもを寝かしつけに行ったら、そのまま自分も寝てしまい、いつの間にか年が明けていた。言い訳だらけの2011年を象徴するような出来事だった。

さて、2011年の年内中にまとめようと思ったことを、こうして2012年の新年早々書いている。現在1:30だけど、寝るまではまだ2011年ということにしよう。

こうやってその年を振り返ったり、年末の挨拶や新年の抱負など、年というものの区切りを大切にするのは日本ならではなのだろうか、とちょっと不思議に思った。年末年始の休みも多いし、必然的に皆が一年をまとめ、新しい一年になにかをかけるのだけれど、それはとてもいい風習だと思う。時間を大切にしていけるという意味でも。

さて、2011年。35歳、すべてが変わってしまった一年だったと思う。そして前の状態には二度と戻れない。

2011年をまだ、今年と思って書いてみる(笑)
まず、嬉しいことに子どもが生まれた。昔から子どもが大好きだったのだけど、自分の子どもは想像以上にかわいく、日々デレデレしている。こんなにかわいいとは思わなかった。意味もなく、幸せだなあと思う日常はなかなかいいものだ。

独りだった時の自分はもうどこにもいなく、一人の時の感覚をもう思い出せない。独りの時の自分とはまったく異なる自分に変化してしまったみたいで、不思議なんだけど、なんとなくもったいなくもあり。この変化に戸惑い続けた一年だったように思う。

そして子どもがいることが、こんなに大変な事だったという事も初めて体感し・・・すべての親を尊敬した。
物事の全ては当然のごとく、子どもが優先となり、それにかこつけて、たとえ自分が怠けた時でも、子どものためだから仕方ないかと思ってしまうというダメな自分の側面もあった。これは来年改善すべきこと。

もう一つ、全てを変えてしまったのが大震災と福島の原発。
自分が生きていた中で、想像できない出来事だった。悲しくて悲しくて、ことあるごとに涙した一年というのも、初めてのことだったと思う。決して忘れられない出来事だし、来年も被災地には足を運びたいと思っている。しっかりと自分の目で見続けたいと思う。

そして原発の事故。
これまで、少なくとも有機農業や地産地消や、そのような生き方暮らし方を尊敬し、できる事をしようと思って暮らしていた身としては、この原発によってすべてが変えられてしまった。
小さい子どももいるので、とにかく汚染されたものが気になる。有機だとか環境に良いという視点よりも、どれだけ原発からの距離があるか、放射能に汚染されているリスクが低いかという視点でものを選ばなくてはいけなくなり、10年以上大切にしてきたことが、崩壊してしまった感がある。これは来年も続くのだろうと思うとつらいなあ。

この二点がやはり自分の中では2011年を象徴していたし、自分の根底を覆して変えてしまったという点でも遥かにおおきな出来事だった。

2012年のことは、また新年しばらく考えてから書きたいと思うけど・・・
ただ、やろうやろう思ってやらないことが多い2011年だったと思う。この年末に振り返ろうと思っていたことやこのブログのポストですらそう。
なので、有言実行ではないのだけど、自分の中でやろうと思ったことに関しては、後にずらさないで、言い訳しないでやっていこうと誓った。
もっとしっかりと、丁寧に、時間を日々大切にして生きていこうと思う。

ありがとう2011年!おやすみなさい

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