京都と高松

四国トリップ Day2

早朝に起きて、市内を散歩。路地一つをとっても絵になる。休日だからか人も少ないし、碁盤の目の道路は直線で見晴らしがいいので、遠くの山まで町から見える。「京都いいなー」とついつい何度も言ってしまう。

こじゃれたパン屋で朝食を買って、御所の芝生で朝ご飯。すんだ青い空に、ほどよい風が吹き、足下にはたくさんのタンポポ。贅沢な時間だ。

かつて日本の中心だった場所。未だその存在感は衰えることはなく、輝きを放っていると思う。アレックスカーは失われたと否定すると思うけれど。

京都を後にし、さらに西へ。GW初日とだけあって、西宮で渋滞にはまる。1時間のロスでクリアし、明石大橋を渡り淡路島へ。淡路島が兵庫県だという意外な事実にちょっとだけビックリしつつ、SAに寄っただけで素通りして徳島県から香川県へ。

「うどん県」という最近のネーミングからしても、うどんを食べないわけには行かないだろ、ということでさとなおさんサイトおすすめの「うどん本陣やまだ屋」に行った。観光客用なのにうまい、という触れ込みだったのだが、まさに観光客だらけ。あとで知ったのだけど、食べログの高松のランキング2位になっていたから、観光客でなくとも近場の人も結構いたのかも。初の本場讃岐うどんは、時間が15:00と悪かったのか、はなまるに負けてしまうレベル・・・残念な結果であった。

夕方、ことでんに乗って、栗林公園へと行った。
その存在すら知らずに30年以上生きてきたわけだけど、来る前にロンリープラネットのJAPANを見て知ったのだ。香川や高松のハイライトとしてではなく、四国全体のハイライトとして紹介されていた。すなわち外国人にお勧めの四国ベスト5くらいに入っていたのである。これはロンプラ好きとしては行かなくてはいけない必須ポイントなわけで。

庭がすごい好き、詳しい、というわけではもちろんないのだけれども、美しいなあ、と思った。いわゆる自然の美しさではなく、人が手を加えた美が、木や草や、景色で表現されているわけで。この小さい敷地の中に、いくつもの個性的な作品があった。亀の岩だったり、雷みたいな松だったり、藩主がつくった観賞用の滝だったり。

丘にあがるとちょうど山の向こうに日が沈んだ。
すると池は鏡のようになった。

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