四万十川

四国トリップ Day7-8

3度目の四万十川へ。
一度目はケンジと5日かけてゆっくりとキャンプしながら川下り。
二回目は、自転車で日本を旅しているときに、健太の家に泊まらせてもらった。それがすでに2002年・・・
ということで、10年ぶりか。最近時間の感覚がとてもおかしいです。つい最近が、10年前、みたいな。ああー、じぶんのおじさんっぷりについて行けないよ。。。

お気に入りの松山を出発して、牧歌的な風景の中をドライブして、ゆっくりと四万十川を目指す。江川崎に着いてから、キャンプ場を探すのに四苦八苦して(優柔不断を発揮)、しかも沈下橋を見たくてみたくて、翌日に行こうと思っていたエリアまでほぼほぼ見てしまった。前日の雨で猛烈に増水していて、穏やかな四万十川と言うよりは急流四万十川という感じだったのだけど、沈下橋はとてもよい。
次から次へと、新しいタイプの橋が作られているようだったけど、昔ながらの風物詩を大切にして欲しいなと拙に願う。

以下、愛しの沈下橋。

こんな景色が残っている、日本に感謝。四国はやっぱり素晴らしい。関西や本州と違って、やっぱり島なんだよね。今は橋で繋がっちゃったけど、少し前までは繋がっていなかったわけで。東京や大阪や、大都市に惑わされないというか、離れているだけの潔さというかがあって、そこに惹かれるのだと思う。

結局三島キャンプ場というところに泊まった。一泊ひとり300円。サイトは広大で、周囲もおだやかでとてもよい。そしてなにより空いている。まわりにキャンプ場ができすぎて、昔みたいに人が来なくなったのだそうだ。

二日目も周囲をプラプラしただけなのだけれど、四万十ドラマが運営する道の駅とうわが素晴らしかった。四国のデザインの本などをいくつか買ったのだけれど、そこには「東京の有名デザイナーにすべてを丸投げして、終了ってのではなく、地元にもデザインをしている人がいるし、志もあるし、そのような地デザインでがんばろうよう」みたいなことが書いてあって、いやに納得してしまった。
しかも道の駅で流れていたプロフェッショナルの梅原さんにも妙に共感してしまったり。

地方には地方の良さがあり、人がいる。東京や都市に顔を向けないで、その場所に軸足を置いて、その土地から内側を見つめて考える。それはとても大切なコトのように思えたのだった。

最後の目的地で、四国に来て本当によかったなーとしみじみと思ったのであった。

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