Road to Roraima #07 待つ、そして待つ

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夕方から降り続いた雨は、こちらの希望も虚しく降り止むこともなく一層激しく降り続いていた。トリプルポイントへ行きたいがため4:30に起きるがとてもじゃないが出発できる天候ではない。6:00に朝食。隣のテントの寺が来て、お茶をしながら晴天を祈る。テーブルマウンテン上部の大地の隙間という隙間が見る見るうちに埋まっていき、ただの水たまりが池のようになってしまった。走れば2−3時間で着くのではないかと思っていたトリプルポイントもこの水浸しでは厳しいだろう。岩から岩へルートを見ながらジャンプして進まければいけない。さて、行くべきかどうか。そんなことを考えながらも時間は刻一刻と過ぎていき、そして雨はやむ気配が全く無かった。

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横殴りの雨にガスが流れる。12:00まで待っても状況は変わらなかったので残念ながら諦めることとする。14:30、雨の中出発した。来るときに登った滝は濁流のように流れており、道という道が川になっていた。17:00前に無事ベースキャンプに到着。そこでようやく雨が収まってきた。なんとも無情である。

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年末の本格的なホリデーシーズンに入ったのか、とにかくすごい人だった。朝焼けに期待して、早々に寝についた。

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