まさに修行な修行走

今年はトレイルランニングのレースにあまりモチベーションがわかなかったんだけれど、それでも出ることにした修行走というレースを走ってきた。
お金払ってレースに出るならば、そのお金と時間でどっか走りに行ったほうが楽しいんじゃないか、というのが最近の自分の傾向なのだった。もちろんレースならではの楽しさや厳しさなどは理解している。ただ、出たいレースにほぼ出てしまったから、これというレースがないのが現状だ。タイムや順位などがだいたい想像できてしまうしね。

そんな中でも修行走に出ることにした理由は2つ。一つは身延山がずっと行こうと思っていた日蓮宗の総本山であり、そこで開催しているドS(ドM?)と噂されるレースにとても興味があったから。もう一つは、レースに出ないとターゲットの設定がなく、走ることがない。運動しないとやはりダラケて体中がたるんでいくので、これはいかんと思ったわけ。

ということで修行走にロックして、4週間前の10月30日から練習というかランを始めた。ランニングアプリを見ると、最後に自分でロードランをしたのが6月だった・・・4週間で合計115km、ロード9回、トレイル1回。スキマ時間が減りまくる中、これが今の精一杯。最終的には4:50/km(10km)の走力で、信越だったら17時間台くらいのレベルになったと思われる。すなわち修行走の目標タイムは6時間切りで、実力的には6:15くらいなところかな、と。

しかしここで大どんでん返しがあって、季節外れの雪で山が覆われ36kmのコースが6kmのコースに。しかも900mの標高差の激坂を登るだけというバーティカルコースに。雨予報の当日は、雨もふらず予想外に暖かい。半袖短パン、アームカバーとグローブという格好で挑んだ。

ウェーブスタートで20秒おきに5人がスタートしていく。山門をくぐるとすぐに猛烈な登り。心拍は速攻170に達し、走ることはできずに歩きメインにした。直前に「Mountain King」のストックを借りたんだけれど、登り一辺倒のコースでこれは非常に役立った。グリップの柔らかさがとても好みだし、斜面に吸い付くように安定した先端もいい。ひたすらストックに体重をかけながらパワーウォーク。傾斜がなだらかになったら小走りをする。無心の境地には達することができなくて、とにかく辛かった。30kmのレースだったら下りで力を抜いたり、エイドで休んだり、誰かと話したり、喜怒哀楽があると思うのだけれど、話す余裕もないし、ジェルを食べたり水を取ると呼吸困難になるので余計に苦しい。コースも距離もあまりわからないため、どこでどの程度力を出すべきかもわからなかった。どんだけだよこれ〜とあえぐこと54分、無事山頂のコースに到着。誰もが予想していなかった絶景が待っていた。まさに修行と言える普段体験することのない楽しい経験だったけれど、バーティカルは辛いってのが心からわかりました。

6kmのコースなのだが、帰りも走るため結果は12km(笑)。途中から全力で下ったら結構筋肉に響いた。久しぶりにいろんな人とあえて、大会の雰囲気も面白く、いいイベントだった。

社内アウトドアピープルを増やすべく、同僚たちを誘って5人で参戦したのだけれど、前夜祭や宿の食事、飲み会などが最高に楽しく、またリピートしたいねとなった。まあ、七面山に登れてないから、次回がきっとあるだろう。

カテゴリー: outdoor, trailrunning   パーマリンク

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