鹿島槍から唐松岳まで

三泊四日の山行に行った。こんなにじっくりは久しぶりかも。

ルートは扇沢から鹿島槍を登り、キレットを通り五竜岳。白馬まで行く予定だったのが、いろいろあって唐松岳まで行き、八方尾根へ下山。天気がものすごくよく、毎日極上の夕陽と日の出を眺め、満月までサービスされて、まさしく“天上”の世界だった。

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おしまい。
写真はこちらから →Flickr..... Read the rest

深田久弥 終焉の山

思えばアウトドアフィールドに出かけたのは三ヶ月も前だった
あれから子どもが生まれ、大地震がおこったりでなかなか出かけられなかったのだけど、このままでは体が錆びてしまう、カビてしまうと思ったので久しぶりの山登り。

一人向かったのはあまりにも有名な日本百名山の著者、深田久弥が亡くなった山、山梨県は茅ヶ岳。1971年3月21日、彼はこの山を登山中に脳溢血で急逝したのだった。
山には緑はほとんどなく、まだ春は足跡程度しか聞こえていない。

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約800mのアップで金ヶ岳へ、そして茅ヶ岳へダウンとアップ。
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標高は1704m。日本二百名山に含まれているのだが、マイナーなので人はしごく少ない。
まるで秋に行った小楢山のよう..... Read the rest

小楢山

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小楢山に行ってきた。
名前も知らなかった、たぶんけっこうマイナーな山だと思うんだけど、近いし人もいないし平和でよかった。

名前の通り、コナラやミズナラの葉っぱがたくさん。紅葉も終わり全ての広葉樹の葉は地に落ちて、見晴らしが良かった。冬は冬でいいね。

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山頂は1713m。かすかに富士山が見えた。

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幕岩まで往復した。
こんなに乾燥しているのに、枯れ葉の下にはしっかりと水分がある。それはなんてことはない普通の事なんだけど、自然の循環システムは本当に芸術的だと思う。我々ニンゲンなんてそこにたった1ミリも必要とされていないんだろうなあ。

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夜の闇が怖かった

小川山・廻り目平に行ってきた。
カラマツの紅葉が本当に素晴らしい。

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川の側にテントを張り、夜は焚き火をしてご飯をつくった。

Ogawayama 2010

3時間で薪がかれ、寒くなってきたので8時には寝てしまうことになった。
トイレに行きたいな〜、でも寒いし怖いからやだな、と寝袋の中でぐだぐだしている内に朝はきた。
そう、夜は怖いんです。イランとか、パキスタンとかトルコの荒野で散々一人でテントで野宿をしていたときもあるっていうのに、久しぶりの野外の夜と闇は本当に怖い。
要は慣れの問題なんだけど、そもそも的に根が臆病だから、人の気配がしない夜の自然は苦手だ。それも久しぶりになればなるほど。

甘っちょろくなっちゃって、本当にいやだなあ〜としみ..... Read the rest

Hooker Valley Track

Day 8 @ Hooker Valley Track, Mt. Cook N.P.

Hooker渓谷を歩く。
道は比較的平坦で、二つの吊り橋、二つの氷河湖を見ることができる。

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とにもかくにも風が強い。木道からはじき出されそうだ。

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Hooker Lakeには氷河が割れできた、たくさんの氷が浮いていた。

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Mt. Cook / Aoraki へ

Day 7 @ Te Anau → Mount Cook National Park
ニュージーランド最高峰Mt.Cook(マオリ語でアオラキ)のお膝元の国立公園へ。

Te AnauからMt Cookまでの道はさすがに山岳地帯を通るだけとあってか、ワイン畑などはあるものの、比較的荒涼としていて、ヒツジ畑は少ない。なんだかちょっと安心したのだ。開拓されていない普通の土地もあるのだなあ、と。

それにしても、どこもかしこも素晴らしく美しい。
人が少ないということはこんなにも、自然が自然らしく残るということなのだろうか。

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森を抜けて氷河まで

6時起床。
熱いシャワーを浴びて歯を磨いた。スリープを解除したPCで10分ほど仕事のメールを打ち、充電器からカメラのバッテリーを抜く。ザックを背負って部屋を出る、7時15分前だ、悪くない。
外の空気がヒンヤリと気持ちいい。
車から見た街は、土曜の朝だからなのかとても静かだ。お目当てのコーヒーショップはどこも開いていないようだった。

国道5号線を南下する。
遠くにうっすらと朝焼したマウント・レーニエが見えた。今日の目的地。

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途中のExitで一度降り、Safewayに寄る。
朝食と昼食にとサンドウィッチ、チップスを、街で買いそびれたコーヒーはグランデにした。

167から164へ、Auburnを越え、道は森の中へ。..... Read the rest

西穂高へ -3-

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眼下には雲海。
後ろを振り返ると、朝陽に照らされた焼岳。

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道は天空へと続く、、

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ピラミッドピークを越えると、見えるは西穂の頂と、そこへ至る険しい道のり。

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鎖を握り、岩をつかみ、落石を乗り越え、登っては下る。

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辿り着きしは2909mの頂。西穂高岳。
遥か下には上高地。
正面に見えるは、槍ヶ岳。真横には笠ヶ岳。
険しき山だったが、その褒美の大きさに感無量なり。

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帰りは楽ちんな道のり。
雷鳥やお花たちが迎えてくれた。

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西穂高へ -2-

4:00起床。空はすでにうっすらと明るかった。
ゆっくりと、東の空が青く、赤く、明けていく。

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雲海を眼下に、まずは独標へと向かった。
太陽が山の向こうから顔を出した。

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西穂高へ -1-

新穂高ロープウェイに乗って、一路「西穂山荘」へ。
朝6時に家を出たのに、渋滞と駐車場・ロープウェイの待ち時間により、着いたのは15:00過ぎ。
野営地は2,385mもあるのに、ロープウェイでワープしたのでラクチン。
ロープウェイから西穂山荘へは、はやく歩いて50分。
キャンプに行くような感覚だった。

ものすごい夕陽が祝福してくれた。

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夜には月が出た。その月がどこかへと行ってしまった後、11時に目を覚まして空を見上げると、そこは星座が認識できないほど、星で溢れた空だった。

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