夜のつらつら

出張のパッキングを済ませて、部屋を掃除し食器を洗った。
ワインがきれていたので、お酒を探してみたけど見つかったのはウイスキーだけ。飲むと頭痛がするためか、もう4年も残っている。仕方なくロックにしてみる。しみるなあ〜。

パックメーカーに転職をしたので、押し入れの中があっという間にパックだらけになった。背負えなくなった他メーカーのパックは弟や元同僚の元へと旅立っていった。
ふかく深く夜も更けたのだけれども、まだ以前で言うと終電前なんだ、と気づく。まだ終電に向かって駅に歩いていた時間だなあ、と。
最近は本当に平和なので、あの忙しかった日々はいったい何だったんだろうと、まるで夢物語のようだ。
まあ、夜が早くなっ..... Read the rest

小楢山

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小楢山に行ってきた。
名前も知らなかった、たぶんけっこうマイナーな山だと思うんだけど、近いし人もいないし平和でよかった。

名前の通り、コナラやミズナラの葉っぱがたくさん。紅葉も終わり全ての広葉樹の葉は地に落ちて、見晴らしが良かった。冬は冬でいいね。

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山頂は1713m。かすかに富士山が見えた。

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幕岩まで往復した。
こんなに乾燥しているのに、枯れ葉の下にはしっかりと水分がある。それはなんてことはない普通の事なんだけど、自然の循環システムは本当に芸術的だと思う。我々ニンゲンなんてそこにたった1ミリも必要とされていないんだろうなあ。

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ブルーハーツとハナレグミ

久しぶりに走った。7月にアドベンチャーレースに出てからというもの、数えるほどしかフィールドに出ていないし、数えるほどしか運動をしていない。かつて無いほど、体がひどい状態になっている。このままだと、そこらの腹の出た中年おっさん達と同じ運命を辿ってしまう。
お風呂で毎日悲しい気持ちになるのはおさらばだ!と誓い、ようやく走ることにした。

いきなりハードルをあげると続かなそうなので、今日は4.44km、不吉な数字。
iPod shuffleには、いつもハナレグミとブルーハーツ。走るときのローテーションは、この1年半ばかり変わっていない。いや、ブルーハーツというよりは、ブルーハーツと、High Lowsとクロマニ..... Read the rest

英語塾

新しい仕事な一週間。
実時間はたぶん前職より全然少ないんだけど、緊張と集中により気持ちが張っていたなあ。

なにげなーく普通に母国語でしていたことが、英語に切り替わることで、こんなにも生産性が落ちるのか−、というのをつくづく感じた日々だった。メールの読解:一苦労、英語の会議:神経集中、スペースアルク先生に世話になりっぱなし。寝てるんだけど、毎日眠かった、なぜ?
まるで英語の塾にでもいっているような感覚だった。そっかあの単語!あ、こんな意味か、ふむふむ。
同僚にはさっそく「独り言多すぎ!」と突っ込まれ、早くもばれてしまった。

時間と慣れというものが解決してくれるかもしれないけど、英語を改めて学びなおすいい機..... Read the rest

夜の闇が怖かった

小川山・廻り目平に行ってきた。
カラマツの紅葉が本当に素晴らしい。

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川の側にテントを張り、夜は焚き火をしてご飯をつくった。

Ogawayama 2010

3時間で薪がかれ、寒くなってきたので8時には寝てしまうことになった。
トイレに行きたいな〜、でも寒いし怖いからやだな、と寝袋の中でぐだぐだしている内に朝はきた。
そう、夜は怖いんです。イランとか、パキスタンとかトルコの荒野で散々一人でテントで野宿をしていたときもあるっていうのに、久しぶりの野外の夜と闇は本当に怖い。
要は慣れの問題なんだけど、そもそも的に根が臆病だから、人の気配がしない夜の自然は苦手だ。それも久しぶりになればなるほど。

甘っちょろくなっちゃって、本当にいやだなあ〜としみ..... Read the rest

生と死の3,300mダイブ

Day 11 @ Kaikoura Sky Dive

運転手をあわせて3名が乗った小さなプロペラ機は、たいした助走もせずに軽々と空に浮いた。
ぐるぐると旋回しながらひたすら高度だけを上げていく。目指すは3,300m。

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人生初のスカイダイブ。日本では4万円、ここニュージーランドでは2万円なり。べつに安全なんだろうけど、やっぱりちょっとビビってしまう。つい最近、近所でスカイダイブの飛行機が落ちて、9人死んでるしなあ・・

ドキドキするわけではなかったけど、3,000mまで登る15分〜20分の間、久しぶりに生と死についてしみじみと考えたのだった。
“飛行機の運転手ってよっぽど度胸があるよな。こんな不安定な乗り..... Read the rest

海と山のカイコウラ

Day 9-11 @ Kaikoura

Lake Tekapoを経由し、クライストチャーチを通り越し、一路北へ。

New Zealand 2010

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海がばーーーん!山がばーーーん!のすごいロケーション。
ここKaikouraはウェールウォッチングの本拠地。

New Zealand 2010

船に乗ってクジラとイルカを見て(ちょっとだけね)、

New Zealand 2010

陸からはのほほーんとしたオットセイを見た。

New Zealand 2010

New Zealand 2010

New Zealand 2010

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なんだろう、彼らのあの、猛烈に癒す力。
思い出すだけで癒されるわ。..... Read the rest

Hooker Valley Track

Day 8 @ Hooker Valley Track, Mt. Cook N.P.

Hooker渓谷を歩く。
道は比較的平坦で、二つの吊り橋、二つの氷河湖を見ることができる。

New Zealand 2010

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とにもかくにも風が強い。木道からはじき出されそうだ。

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Hooker Lakeには氷河が割れできた、たくさんの氷が浮いていた。

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Mt. Cook / Aoraki へ

Day 7 @ Te Anau → Mount Cook National Park
ニュージーランド最高峰Mt.Cook(マオリ語でアオラキ)のお膝元の国立公園へ。

Te AnauからMt Cookまでの道はさすがに山岳地帯を通るだけとあってか、ワイン畑などはあるものの、比較的荒涼としていて、ヒツジ畑は少ない。なんだかちょっと安心したのだ。開拓されていない普通の土地もあるのだなあ、と。

それにしても、どこもかしこも素晴らしく美しい。
人が少ないということはこんなにも、自然が自然らしく残るということなのだろうか。

New Zealand 2010

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Lake Marian Trek

Day 6 @ Lake Marian Trek

ミルフォードからの帰り道。Lake Marianへハイキング。
往復3時間のコースで楽勝と思いきや、まあまあ登る。

Keplerよりは乾燥している感じがしたが、川沿いに上がる遊歩道や森の中は相変わらず美しい。

New Zealand 2010

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Lake Marianは雪山に囲われた小さな湖だった。

New Zealand 2010

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時折周囲の山々から爆音と共に雪崩が崩れ落ちる光景が見られた。
雪はこれから次々に溶けて、この湖を今よりちょっと大きくするのだろう。

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