アコンカグアへ -7- Holapico Expedition ハラペコ登山隊が行く

今回のチームは7名。
アコンカグアに行きたいんだけど、と言っただけでこんなに集まってくれてとても感謝している。
メンバーの了承なく、それぞれを紹介してみたいと思う。決意表明順。

カッセ
かつて、静岡で働いていた頃の仲間。気があって、俺の乱暴なスケジュールにもいつも合わせてくれて色んな所に言った。鳥海山から樹海の竪穴洞窟。ジャクソンホールに東北トリップ、そして今年は式根島まで。家がミカン農家で、桜えび漁もしていて、夏は登山ガイドもと多様なワークスタイル。「半農半遊」がモットーだったのだが、子どもが3人もできてそりゃー遊べなくもなってきたわけで。それでも、遊ばねーと、今でしょ!というアオリ的誘いにまんまと..... Read the rest

アコンカグアへ -6- スイートルーム宿泊

最終トレーニング
いよいよ残り1周間を切り、みんなで都心のスイートルームに泊まりに行った。部屋代が6万円のこのスイートルームはちょっと変わっている。チェックインは21:00でチェックアウトは6:00。眠るのは床、それも寝袋で。シャワーもないし、トイレは部屋の外だ。値段をろくに知らないでやってきた友人たちは「え、そんなにするの!!」とびっくり。
手には15万円の血中酸素装置が付けられ、300万円の機器が我々を測定し続ける。部屋の外には、見張りのトレーナーが夜通し様子を見てくれている。そう、ここはミウラ・ドルフィンズの低酸素室。通常メニューとしては宿泊トレーニングは実施していないのだが、グループで特別..... Read the rest

アコンカグアへ -5- 富士山ファイナルトレーニング

最後のフィールドトレーニングに出かけた。
鳳凰三山、八ヶ岳、金峰山などいろいろ検討したけれど、結局アプローチの近さと、標高の高さで富士山となった。
太郎坊に着くと、6人くらいの団体がテントを撤収してちょうど出発するところだった。今回は寺とカッセの都合のついた3人でゆっくりとスタートする。ぽかぽかの陽気で薄手のインナーになって汗ばむほど。
今回は標高差だけは完全に現地に似ている。仮想ベースキャンプからCamp2、Camp3だ。本番はこれと同じで、あとは空気が薄いだけだな、ととっても明確なトレーニングだった。とても役に立つ!

fujisan1

7合目にテントがひとつ張られていた。「こんにちはー、テント泊ですか?」と聞くと「..... Read the rest