ブルーノ・ムナーリ “こどもの心をもちつづけるということ”

(ブルーノ・ムナーリなんて葉山でやるんだー)
と美術館の予告看板をみてふと思って、気がついたら今日が最終日だった。

その昔、勤務していた制作会社のウェブショップで子ども向けのブルーム製品を売っていて、心に残っていたのだと思う。
タイトルや、文章やフォントが秀逸。そのあたりに美を見た気がするけれど、作品への理解度はやはり低い。芸術鑑賞やアートはあまり得意じゃないんだなと、しみじみと。しかし、すごいロケーションに住んでいるんだなあとしみじみと自画自賛的に。

「子どもの心を 一生のあいだ
 自分の中に持ち続けるということは
 知りたいという好奇心や わかる喜び
 伝えたいという気持ちを 持ち続けるということ」
 
果たして、自分は子どもの心をもち続けられているだろうか。
大人になったね、とは褒め言葉のようだが、何かを失ってしまっている証拠では。

大人になった態度や考え方を続け、それでいいのだろうか、みっともなくてもいいから納得がいかないことには首を縦に振らない、あがく、もがく、時には人を傷つけ自分も傷つき、旧来のやり方や貫くってことも大切にしてもいいのではないだろうか。最近いろいろと悩むことがあったので、心に響いた言葉だった。

これからまたみっともなく、大人げない自分に会ったらすみません。(最初に誤っておこっと)

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