アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園

朝7:00からアレハンドロ・デ・フンボルト国立公園へ出かける。「エコツアー」というそのまんまの名前のツアー会社を通して申し込んだツアーで、ドイツ人の学生2人と一緒。ツアーは2500円。車は町を出るとすぐに未舗装路になり、バラコアからちょうど1時間くらいで公園に到着する。マナティが住むという汽水湖をボートで2時間くらいまわる。マングローブやそこに住むカニ、ラッコみたいな生き物、たくさんの鳥、日本のガーデンショップで売られているようなエアプランツを多数見る。マナティは残念ながら見られず。

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続いて陸をガイドさんと一緒に歩く。これが完全なスペイン語で、一緒に行った子たちが随時通訳してくれたので非常に助かった。まあ、いわゆる自然のへえ〜が聞けるツアーだった。「この木は若い頃は棘があるんだよ」とか「このエアプランツは大気から湿気を吸って育つんだ」とか、「あの鳥は他の鳥の鳴き声を真似する」とか。かつて自分もしていたようなことだが、つくづくこういうものに興味が無いんだなと思った。あくびが出そうだった、やはりアドベンチャラスなほうが自分には向いている。
もっと深い自然を歩くのかと思ったら、サンダルでも歩けるような林道みたいのが主体。3キロ程度なのであまり深くはいけない。擬態しているようなトカゲとか、世界一小さいカエルとか、見たことない色をした鳥とか、そのようなものも見られた。最後は川で泳いで終わり。

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国立公園といえど300人くらい人が住んでいるとのこと。パームツリーに囲まれたそれら茅葺の家はまるで、アフリカのようだった。ここだけ連れて来られて、この景色を見せられたらアフリカだと思ったと思う。カリブなのに?でもルーツはアフリカだ。奴隷としてかつて大陸から連れてこられた彼らも、この国をそのように捕らえたのではないだろうか?そして、西洋の人々よりも明らかに適応できたのではないか?そんなことを思ってしまう。

こんな小さな集落にもしっかりと学校があって、制服を着た子たちがいて、さすが教育熱心なキューバだなぁと。

国立公園後に寄り道して、マグノアビーチへ。平日からスミマセン!と思ってしまうような理想的なビーチで昼からモヒート。

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ここだけはアフリカではなく、カリブだ!なにか食べるか?とバーテンダーが聞くのでサンドイッチ以外と言うと、タコとライスが出せるという。じゃあ、それと待っているとビーチに来て彼は言う、我が家で食べてくれ、と。
バーやレストランだと出せないんだよ。うちで食ってくれ、と。やっぱりアフリカだった。もちろんタコライスではない、タコとライス・・・・

その家は鶏、豚、猫、犬が平飼いされていて平和な場所だった。でもなんで、家の庭先でブタちゃんと一緒に「こんなに平和そうなのに、いつ食べられちゃうんだろう」とやや儚くなりながら、タコを食わなきゃいけないわけ?

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庭先に普通にハチドリがいた。やっぱりカリブだった(笑)

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民家に普通にハチドリがいた #PlayaMaguana

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