“Vamos! España” スペイン家族旅 6 -バスク地方へ-

9/2 Mon.
午後にフランスからスペインへと再度エントリー。いっきにゆるくなった気がして落ち着く(笑)
サンセバスチャンへはすぐに着いた。
なぜかずっと来てみたかったバスク地方。ずっと独立運動をやっているイメージだったけれど、街は旅行者にはいたって普通の観光地だった。

こじんまりとしたペンションに3泊。
ゆりかが具合が悪くなってしまったので、はるとはなを連れてビーチへ。
さすがに大西洋だけあってちょっと寒かった。水はものすごく冷たい。けどトップレスもいるし、賑わっていた。

ペンションの目の前がクラフトビールやさんだったので、ハルと行ってカウンターに座る。
ビール飲みなよ、と促してくれるのが面白い。

夜は彼と二人でサッカーが見られるバーに行って、のんびりご飯を食べた。

9/3 Tue
日の出とともにランをする。半島をグルッと回り、川沿いを少し走った。美しい街だった。
パンを買ってきて、ペンションで生ハムやサラミ、チーズと一緒に食べた。

目の前のビーチに向かう。水は冷たいのにハルは波で楽しんでいる。
花も一緒に入ってみたら絶叫して、その後入ってくれなくなった。

お昼にはビルバオへと向かう。
ゆりかはグッゲンハイムへ。我々3人は街をうろつき絶品バスク料理を食べる。ここのピンチョス料理が一番美味しかった。

グッゲンハイムは子どもと一緒でも楽しめる美術館だった。

サンセバスチャンに帰宅後、ハルがまた海に行こうというので、寒くて嫌だったけれど付き合う。30分一本だよ〜と。
夜のレストランは昼が強烈にうますぎてイマイチに感じてしまった。

夜は再びクラフトビールやさんへ。

9/4 Wed.
朝はサーフィンへと向かう。
教室に入れてみたかったけれど、自分が教えてみることになった。二人でウェットを着て 小波で楽しんだ。立てることが何回かあって、とてもうれしそう。
何より、大西洋サーフィンのメッカでもあるこの土地でサーフィンができたことが自分的には超満足。
気持ちよく乗れるメローな波だった。

昼は旧市街を歩き、お目当てのレストランの手前でハルとケンカになり、入るのをやめて妥協して戻ったところで昼ごはん。
ここのピンチョスも美味しいけど、昨日の幻には勝てず。

お昼寝した女子二人を置いて、我々は5回目の海へ。どんだけ〜。

夕方になり街を散歩して繁華街へ。普通にZARAなどのチェーン店がありちょっと興ざめでもある。それでも海に行くと景色がめちゃくちゃキレイで、なぜにここがこんなに人気の観光地なのかわかる気がする。比べちゃいけないけれど、どことなく葉山と似てる気がしなくもない。
花はメリーゴーランドがかなり気に入ったようで、またメリーゴーランドに来ようね、と(笑)

夜もまたバスク料理。3泊しかしないから、とにかく世界一のバスク料理を毎回食べようと。
料理名がわからなかったけれど、とても美味しかった。

海と料理と街歩き。
この街を深く知ることはできなかったけれど、また機会があったら来てみたいな。

9/5 Thu.
朝はパンとコーヒーを買って車で出発。
ゆりかいわく、パンがとにかく安いと。クロワッサンはこんなに美味しいのが日本になく、バターをふんだんに使うので、高いらしいのだ。
毎日毎日とにかくご飯が美味しいスペインの旅だった。

高速道路をずぎゅーんと6時間。
Spotifyで子どもたちの好きな曲をかけて進む。フランスの道と違って、砂漠のような枯れた大地だった。ピレネーのあっち側はふくよかな大地なのに、こっち側は荒野か、ちょっと切ないな。

15:00、我々のスペインはXavierのフラットにつく。
何この安心感。子どもたちも帰ってきた!と嬉しそう。

まずはAnnaに会いに彼女が子どもたちと暮らすフラットへ。
一緒に、生ハム屋さんに出かけた。「なんでXavierと別れてしまったのか」そんな深い話を聞きながら歩いた。でも、現在彼女も彼も、そして子どもたちも平和な日々を送っている。ただそれだけでいいのかもしれない。

二人の子どもたちと、Pablo SecのBodegaへ。

もう無くなってしまってきている、大衆酒場らしい。まるで渋谷の富士屋みたいな店なのだきっと。
大衆感が最高の店だった。

その後、ジェラート屋さんに寄って、まるで大きな家族のように一緒に帰った。

こうして過ごしたスペインの2週間は、とにかく何にも変えがたい、最高の時間だったなとしみじみと思うのだ。
20年前のモロッコの砂漠から紡がれたXavierとAnnnaとの出会いがこうして、家族の繋がりへとなったのが本当に考え深いし、なにより大好きで好きすぎるこのスペインのバルセロナに帰ってこれたことが何よりも最高だった。

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